みの字、ふと思い出しました。
随分と以前ですが、京都のフランスの領事館(関西日仏学館)で小さなイベントがあり、一人で参加しました。
一階のカフェ、ホールではなく、上の階のほうです。山並みをのぞめるテラスの角に国旗があります。


関西日仏学館
その小さな部屋に横に長いテーブルがあり、そこには国土を俯瞰した札にこの地方ですよ、と一目でわかる(いわゆる県でしょうか?)地図表示とその地域の郷土料理が並べてありました。
私は実はあまり食べることに情熱的ではなく、その空間とか器に興味を持つタイプです。一人で参加したのでワイングラスと小さなお皿が一体になった便利なホルダーを片手に、同じく一人で参加したという方とお話をしたのを思い出しました。たしか西陣の方であったと記憶しています。
文化としての食は、記憶しているものだ。そして伝えやすいものである。



※旺文社標準国語辞典
そういう催事を思いながら、そこにはなかったけれどもずっと気になっているフランスの郷土料理『カスレ』を家で作ろうと思い立ちました。かつてはパンのドンクの売り場にレトルトパウチで販売していたので良く購入していました。
寒い時期に作る一種の豆料理、鍋料理で←ごった煮ではなく庶民的ながら温かみと品があるものです。3地域が『私達のところの郷土料理』と主張しているあたり、何だか熱い。
家庭料理でもあるようなので、野菜を煮込んだスープをベースに作りました。実際は結構こってりしていそうなので家のはカスレ風だと思う。





鴨だのコンフィだのそういうのってすぐには入手できないので家でササッと作りましたが、違う方向に行きました。もっと上からの焼き加減が必要だと感じました。業務用のオーブンが欲しい‼️
結局豆だらけの何日間になりました。
でも可愛らしい土鍋が出てきたので、湯豆腐を水菜とともに頂こう。昆布だしとお醤油、そして鰹節の香り···
家族がじゃがいもを持って来ます→イライラ⚡⚡ハッ、あれを作ろう、母親が良く作っていたあれを。おじゃがを醤油とおだしで煮ていたあれを。
しかしなぜだか私は異なる料理、和風だしの粉ふきいもを作ってしまいました!母方は淡路なので昆布をよく使うのです。

結局美味しいけれどもこれじゃない💦というものを作ってしまいました。では母親が良く作っていたというあれはどんなものだったのか?
もっとお醤油の色がついていて、おだしごと器に入れるような感じでした。
おじゃがも煮崩れて適当だった気がします。本当に名もない家庭料理。
今度は現地で聞いてから実際に作ってみます。食べるのが苦手な親子が一緒に食べてみます。

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決して高級品ではないが大切にしたい🌸今はないようなファインチャイナ。
実家に帰るとセットでこれがある。使いやすくティーカップも実用的ながら雰囲気があります。昭和時代の量産品だと思います。


今は何でも手に入ります。ほぼすべてが実際に手にとらなくても入手できてしまいます。調べごとも、書籍のページをめくってするものからクリックひとつで出来てしまうものまで。果たしてどちらが正しいことなのか考えます。
ネットは便利。しかし実際には休みなく目と頭を使っているに等しくかえって嫌になることもありませんか?
辞書で調べるというのも大切であるのに、実際に行ってみるというのも大切であるのに。人はお会いしてお話しをしてというのが大切であるのに。敢えて人々のいる集まりに出かける。そこに至るまでに気を使いますが大切なことです。
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知りたいことも知りたくないようなことも含めて情報の嵐の中、何が正しいのだろうか、誰がその判断の具合を教えていくのか?モヤモヤ致します。

